アフガン人自身が戦い始めた!
The Afghans themselves have begun to fight!
9月5日、パキスタン軍機も動員したパンジシールへの猛攻撃に抗議して今までなりを潜めていたアフガニスタン国内のその他の地方でもさまざまな形態の抗議運動が始まりました。
現地から寄せられてくる生の声をお伝えします。
6日、マザーリシャリフでは女性たちが立ち上がりました。
06 of Sep Mazar e Sharif
Protest of wonen for their equal civill rights
ブルカ着用強制への反対、人権の擁護、参政権の要求などがなされ、ターリバーンとの討論もなされています。
外国からの強制でなくアフガン人自身が自分たちの要求として、アフガンの権力者となったターリバーンにたいして要求を突き付けて戦い始めた点に、未来が感じられます。権利は与えられるものでなく、戦いとるものです。アフガニスタンに本当の民主主義がやってくるのかもしれません。
その他の都市でも夜間集会や行動が・・・
カブール、ダーイクンディ、ガズニの一部で自発的な国民蜂起が始まった。アフガニスタンの人々は、中世の秩序と捕囚とパキスタンへの依存を受け入れません。パンジシールはもはや一人ではありません。カブールの一部での男性と女性による市民運動も今夜、パキスタンの軍事介入と侵略に反対して行われた。
(Spontaneous national uprising has begun in some parts of Kabul, Daikundi, Ghazni. The people of Afghanistan do not accept the medieval order and the captivity and dependence on Pakistan. Panjshir will no longer be alone. Civil movements by men and women in parts of Kabul also took place tonight against Pakistani military intervention and aggression.)
今夜(6日夜)アフガン中央ハザラ部族での決起集会が行われました。
(Tonight at the central Afghanistan the uprising of Hazara trib begin.
In addition to differrent location for example in the Capital (Kabul) same uprising occurred.)
ダーイクンディ(アフガン中部)の夜間集会
ガズニ州でもタリバンとISIおよびパキスタン政府の内政干渉に抗議する同じような集会が開かれました。
In Ghazni province ( below ) similar activity against Taliban and the ISI and Pakistan government interring to Afghan ‘s people affairs taken place
昨夜のカーブル市内での決起集会(Kabul last night)
アフガニスタンで20年間中央集権的な政府が続いたと言うことは国民にとっては民主主義に向かった大きな進展だったようです。部族社会が続いていればこういう動きはなかったのではないでしょうか。アフガニスタンが本当の意味で民主化する一歩を踏み出したと言うことではないですか。
その通りだと思います。デモでは、参政権の要求や連立政府樹立の要求などを掲げるようになっています。ターリバーンがくる前のアフガン法務局のHPでは、72の政党が登録されています。ターリバーンに対抗でき野党の存在が求められます。(野口)