【WAJ】アフガニスタンの民主化闘争は多くの団体や個人によって担われている。ガニー政権下のアフガニスタン法務省のサイトにはさまざまな立場の72の政党が登録されている。(法務省のホームぺージはここをクリック)。8月15日のターリバーンのカーブル占拠後も消されず残っている(12月5日現在)。そのリストの70番目にある合法政党「アフガニスタン変革運動」(Afghanistan Transformation movement)の党首が女性のファウジア・クーフィ(Fawzia Koofi)氏である。国会議員である彼女はターリバーンとガニー政権との和平交渉の正式メンバーとしてドーハで開かれていた会議に参加していた。その会議の模様についてはトルコの公共放送TRT放送が彼女にインタビューして放送している。(ターリバーン・カーブル選挙前。そのビデオはここをクリック

ガニー政権内にあって女性の権利を求めて闘っていたアフガニスタン変革運動および党首のファウジア・クーフィ氏には毀誉褒貶が絶えないようであるが、タリバン政権下でも主張を変えず闘っている。ターリバーンが国民さまざまな主張を包摂する政権樹立を約束するのであれば、彼女らを無視できないはずである。

以下、「アフガニスタン変革運動」が9月19日にカーブルで開いた集会と記者会見、デモの様子を、ファウジア・クーフィ氏のFacebookサイトから翻訳・紹介する。(出典:https://www.facebook.com/Fawziakoofi)

 

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<声明>
アフガニスタン変革運動

変革、運動、奮闘の20年を経て、アフガニスタン国民は再び重大かつ歴史的な状況に直面しています。20年の戦争の間、腐敗と悪政のもとでもアフガニスタン国民は、国家制度の制定、人権の保護、国際関係の改善、人的資源の育成などの分野において、確固たる歩みを進めてきました。そしていま政府には、国民がわが国において平和、安全、繁栄、経済的政治的かつ文化的発展を享受できるようにするために、これまでの歩みを継続することが求められています。

私たちは、アフガニスタンは地球家族の一員として国際社会からの緊急の協力と援助とを受け、国内では思いやりのある効果的でかつ有用な計画の実行が早急に求められていると信じています。政変によって国民の生活上の基本的な要求を奪うことはできません。現状では、他のいかなる時代よりも、国際社会からのより多くの援助と、国内での善政と説明責任を果たす統治を必要としています。
国民各層から支持され、思いやりがあり、説明責任を果たす民主的な政府を樹立することによって、アフガニスタン全国民に安全な生活を保証することができるようになります。
以上の観点から、私たちはここに、次の要求を掲げます。

1. 各種の学校と大学の門戸を直ちに女子学生に開き、差別のない教育の基盤を用意するように求めます。ターリバーンの最近の声明は、女子学生の教育基盤の制限だけでなく、女性の権利に対する彼らの以前の声明にも反しています。同様に私たちは国際社会に次のことを期待します。すなわち、アフガニスタン国民、とくに女性と女子が、イスラーム法の権利と人権を獲得できるよう、この歴史的な節目において沈黙しないことを望みます。

2. 女性を仕事から遠ざけて奪い差別することはイスラームの原則だけでなく、他のイスラーム諸国の現実やアフガニスタンの習慣にも反する行為です。したがって、政治的および社会的分野で働く女性の権利、特に新しい政府組織を運営する際の女性の重要な役割は、この国の女性の権利拡大のために闘う女性の正当な要求のひとつです。この権利の無視は、国の社会経済構成体にとって、大きな損失となります。

3. 個人の自由、市民の権利、とくに、わが国の多様性と美しさのひとつである宗教の自由を尊重し、さまざまな宗教、部族、社会階層からなる、包括的な政府が形成されることを求めます。

アフガニスタン変革運動は、これまで、国民の生活の改善、国の発展と拡大のために闘い活動してきました。これからも、国のありかたの改善、国民の安らぎと幸福、国家の安定と平和のため、女性の教育の保障、女性の労働の権利、政治・社会分野における意味存在のため、国家レベルで国民と共にいるあらゆる状況において、さまざまな困難の克服、国家の利益、繁栄、建設のために奮闘努力します。

愛するアフガニスタンの繁栄のために

 

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