On the occasion of International Women’s Day 
2022年3月8日 国際女性デー

 

 もし一度だけ魔法が使えたら・・・

ファリダ・アハマディ

「誰もが」平和を望んでいるのに、戦争を完全に禁止する包括的な一連の規則を確立するために働いている人がほとんどいないことが不思議です。
世界中の女性に訴えます。戦争を禁止する一連の規則を確立するために、私たちは現代の「マハトマ・ガンディー」になりましょう。
特にアフガニスタンの女性は、私たちの最大の要求である戦争を世界中で禁止するために、頭を高くあげて、個人、組織、地球の3つのレベルで戦うパイオニアになるよう努力しましょう。

グローバル・ハピネス・リーダー
欧州アフガニスタン難民組織外国委員会連盟メンバー
在オスロ

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If you could do magic only once, what would you do?
もし一度だけ魔法が使えたら、どうしますか?

0.00 – 0.08: Dear Farida Ahmadi, if you could do magic only once, what would you like to do?
ファリダ・アフマディさん、もし一度だけ魔法を使えるとしたら、どうしますか?

0.09 – 0.30: If I could do magic only once, I would like to cleanse out our planet from war, and implement a law to forbid war.
一度だけ魔法を使えるなら、地球から戦争を一掃して戦争をできなくする法律をつくりたいわ。

0.31 – 1.03: I was a young girl when war between the East and West broke out in my birthplace, Kabul, Afghanistan. 43 years have passed, and my people of Afghanistan are still suffering from poverty, despair, lack of freedom and hundreds of other problems stemming from war.
43年前、わたしが生まれたアフガニスタンのカーブルで、東側と西側の戦争が起きました。そのときはまだほんの小さな女の子でした。でもアフガンの人びとは、いまだに、貧しく、自由もなく、絶望的な苦しみの中にあります。すべての困難の原因は戦争なのです。

1.04 – 1.23: I must say that it is not in my own birthplace Kabul, Afghanistan there is war. There are places not covered in media in which there is also war.
戦争はわたしの故郷カーブルだけでなくアフガニスタン全体で起きています。メディアで取り上げられていない地方でも。

1.24 – 1.43: Today we saw the worst war, which is between Ukraine, Russia, NATO and western countries.
いま、最悪の戦争が起きています。ウクライナ、ロシア、NATOおよび西側諸国との戦争です。

1.44 – 1.58: What continues the war is our powerlessness.
私たちの努力が足りないから戦争がつづくのです。

1.59 – 2.20: In addition to our powerlessness, our belief in faith, ideas, religiosity, locality, languages and nationalism enflames the war.
無力なだけでなく、私たちの信仰、思想、宗教、地域、言語、ナショナリズムなどの信念が戦争をあおっているのです。

2.23 – 2.57: Our collective rationality, our global consciousness demands that we on the individual level, institutional level and global level struggle together to outlaw war.
わたしたちの集団としての叡智、地球を意識した視点、それらによって個々人のレベル、組織的なレベル、地球的なレベルで戦争を非合法化するためにともに奮闘することが求められています。

2.57 – 3.13: It is interesting that all people would like peace, but nobody thinks to end war. I can’t say that no one would want it, but very few work to forbid war.
すべての人が平和を望んでいるのに戦争をなくすことを考えている人がいないのはおかしなことです。

3.14 – 3.31: We need to change the globalization of pain, suffering and war into globalization of happiness and peace on our planet.
痛みや苦しみ、それに戦争のグローバル化を、地球上の幸福と平和のグローバル化に変える必要があります。

3.32 – 3.52: We need more Mahatma Gandhi’s in our time in order to cleanse our globe from the destruction of war.
戦争の破壊から地球を浄化するためには、もっと多くのマハトマ・ガンディーが必要です。

3.53 – 4.12: In this way we can create magic together. And I hope I can answer your questions. Many thanks.
一緒に魔法を起こしましょう。ご質問への回答になったでしょうか?

 

ファリダ・アフマディ
(Farida Ahmadi)
1957年 3月、カーブルうまれ。カーブル大学で医学を学ぶ。カーブルで2度投獄され、4カ月にわたってえ拷問を受けた。1982年に釈放されアフガニスタン郡部で抵抗運動に参加、同年12月にパリのソルボンヌでラッセル平和財団(戦争犯罪法廷)の活動に参加。1983年に世界中を旅して自身の投獄や拷問の経験、ソ連独裁や原理主義との戦い、女性解放運動について訴え、レーガン大統領、サッチャー首相、ローマ教皇をはじめとする権力者や団体と面会してアフガニスタンの民主化勢力への支援を求めた。1983年末に帰国し、イランやパキスタンを訪問。1991年に当時5カ月だった娘とパキスタン経由でノルウェーへ亡命し難民として生活しながらオスロ大学で人類学を学ぶ。そこでの修士論文をもとに『声なき叫び(Silent screams)』(石谷尚子訳、花伝社、2020年)を執筆。(経歴は同書より)

ファリダ・アフマディさんのターリバーンと欧芸カ国代表がオスロで行った会議(2022年1月23日)をめぐる発言についてはここをクリックしてお読みください。

 

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