(WAJ)  Ezra EmraniさんのTwitter 書き込み。引用されているYoutube動画は2021年8月にターリバーンがカーブルを乗っ取った直後に録画されていますが、現状のアフガニスタン、将来のアフガニスタンのあるべき姿を考える際に、マスメディアしか情報源を持っていない日本人が<専門家>の話を聞くと陥りやすい「落とし穴」を示していると思われます。ハザーラ人モスレムを自称する在日アフガニスタン人のEzra Emraniさんが<パシュトゥーン人ではない>アフガニスタン人として、日本人の見落としがちな視点を補う発言をしており、とても参考になります。アフガニスタンという用語は「アフガン人=パシュトゥーン人=パターン族」という認識のもと歴史的に当該地域につけられた名前ですが、国名としては不適切です。しかも、全パシュトーン人は各部族をすべて合計しても全人口の過半数に届かず、パシュトゥーン人すら多数民族ではなく単に相対的多数派にすぎず、アフガンではすべての民族が少数民族。パシュトゥーン人だけがアフガン人ではないようにターリバーンだけがアフガン人ではないのです。Ezraさんの書き込みに付加されたコメントも含めて、読者の方々の、さまざまな視点、角度からのご検討・ご意見を期待します。

======================

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です