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ウエッブ・アフガン
[Web Afghan in JAPAN] (WAJ)
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アフガンニュースレター <No.53>
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Date: 05/Mar./2023
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● アフガン連帯の詩、締め切りが近づきました。準備状況を閲覧できます。
⇒ https://www.facebook.com/somaia.ramish
⇒ https://baamdaad.com/ (←工事中)
● アフガン女性によるアフガン女性の権利のための言論サイトサイト「ニムロク」(プロフィールの意味)は、アフガン女性の置かれている厳しい状況を克明に伝えながら、自分たちの未来を見据えています。英語版あり。
⇒ https://nimrokhmedia.com/en/
● 「アフガニスタンの女性たちに希望を!」をスローガンにアフガン人と日本人、世界人が、国境をこえて現地カーブルで共同活動をしています。
⇒ https://congrant.com/project/ejaad/3649
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メニュー<視点>
■ ターリバーン戦闘員はいまや公務員
⇒ https://afghan.caravan.net/#~057
<都市で生活したことのなかったターリバーン戦闘員がアフガン各地の都市部に進出し、「占領者」として、「都市の管理」「国家の管理」をも担わなければならなくなった。20年以上テロや戦闘行為に明け暮れていた彼らはいまや公務員である。ジハードさえしていればよかった時代は終わったのだ。果たして彼らはこの試練を乗り越えて国家を運営できるようになるのか。5人のターリバーン戦闘員へのインタビューを通して現状を考察する。・・・>
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メニュー<アフガンの声>
⇒ https://afghan.caravan.net/afghanvoices/
■ インドのデオバンド主義者はなぜ女子教育の禁止に沈黙するのか
⇒ https://afghan.caravan.net/2023/03/04/why-indian-deobandis/
<極めて興味深い記事である。ターリバーンの女性抑圧、蔑視、隔離政策は、パシュトゥーン族の民族的伝統的因習と歪曲されたイスラーム理解の混合物であると分析・指摘されているが、ここでは、イスラームの曲解が南アジア、なかでも北西パキスタン国境周辺のデオバンド派に特有の思想であることが指摘されている。しかしその思想的根拠は狭い範囲の脆弱なものであり、時代の流れの中では細っていく存在である可能性が見て取れる。・・・>
■ オペラ 『千の輝く太陽』
⇒ https://afghan.caravan.net/2023/03/03/thousand_splendid_suns/
<シアトルオペラで、カーレッド・ホッセイニの同名小説を基にローヤ・サダットが演出した舞台「千の輝く太陽」が初演された。映画監督・映像作家のローヤ・サダットは、オペラ『千の輝く太陽』を通じて、アフガニスタンの生活体験を初めて世界の観客に紹介した。・・・>
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メニュー<世界の声>
⇒ https://afghan.caravan.net/vow/
■ パキスタンのターリバーンTTPが無敵である理由
⇒ https://afghan.caravan.net/2023/03/04/why-the-ttp/
<本論考で著者は「アフガニスタンのターリバーンを権力の座に押し上げるのを助けたことは、大規模な戦略的誤算だった」と断言している。そして、パキスタンのターリバーン(TTP)を論じ、パキスタン政府・軍がこのままの体たらくを演じていけば「パキスタンは負け、TTPが勝利するだろう」とまで断言している。傾聴に値する警告・・・>
■ SIGAR報告書:アフガン軍の崩壊はガニーの政策と米国への依存が原因
⇒ https://afghan.caravan.net/2023/03/05/sigar-report/
<「喧嘩過ぎての棒千切り」という言葉がある。SIGARのこの報告書のことかと驚く。『ウエッブ・アフガン』はターリバーン復権の数カ月前にプレオープンし、懸念の声を報じてきた。それをいまさら、の感はあるが、アメリカ自身が詳細な証言をもとに追検証していることの意味は大きい。「アフガンの声」のアーカイブと合わせてお読みいただきたい・・・>
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メニュー<読者の声>
⇒ https://afghan.caravan.net/voices/
■ 日本で唯一進んだものは?
<天皇陛下が、緒方貞子氏の言葉を引用して「ほかの国々とも互いの違いを乗り越えるべく努力することが大切」と述べられた。LGBT、男女格差、デジタル化など日本は世界水準から大きく後れを取っている。少子化や高齢化社会への対応は何も進んでいない。ただ一つ進んだことがある。それは・・・>
■ 「戦争は、多くの若者を死なせる!」世界はこのことを真剣に考えるときではないか!
<〝「戦争は、多くの若者を死なせる!」世界はこのことを真剣に考えるときではないか!〟、〝SDG’s(持続可能な開発目標)に「戦争で若者を殺すな!」の内容で共通目標に追加したら良い〟など、目から鱗の鋭い指摘・・・>
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メニュー<トピックス>
⇒ https://afghan.caravan.net/topics/
■ イラン:多数の女子学生が中毒症状で病院に搬送
<都市から都市へ女子校中毒事件は頻発して拡大しているそうです。最近のケースではテヘラン、ケルマンシャー、アルダビールにまで達したと報道されています。犯人は特定されていないが、政府当局もガス攻撃が意図的なものであることを確認しています。・・・>
■ TTPは政府をカイバル・パクトゥンクワ州から追い出してシャリーアを確立したがっている
<米国務省の報告書によれば、非合法化されたパキスタン・タリバン・パキスタン (TTP) は、パキスタン政府をハイバル・パクトゥンクワから追い出し、軍と国家に対するテロ活動を通してシャリーアを確立することを目指している、と警告している。TTPのPK州における武装闘争は近年ますます増加している。・・・>
■ Hasht-E Subhに見るアフガニスタンの10日間
<ターリバーンにインターネットドメインをブロックされたHasht-E Subhは、ひるむことなく他のドメイン、SNSで取材発信をつづけている・・・>
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■<書籍/批評/提言>
⇒ https://afghan.caravan.net/studies/
『わたしのペンは鳥の翼』 アフガニスタンの女性作家たち著、古谷美登里=訳
<アフガニスタンの女性作家18人による23編がいよいよ手元に届き、ワクワクと開くも、何度もページを捲る指が震えて読み進められなくなりいったん閉じる、でも気になってまた開く、を何度も繰り返した後に読み終えることができた…>
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■<編集スタッフの制作余話>
⇒ https://afghan.caravan.net/editors_voce/
・ 金子編集委員は、「パシュトゥーン人として生まれターリバーンとして育った男性の自伝について」つぶやいております。
・ 野口編集長は、 読者の声に寄せられた二つの声に絡んでシステムの中で生きる一歯車の実存についてつぶやいております。
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■<支援活動情報>
・「アフガンの声」で紹介したアフガニスタン女性革命協会への寄付は、ひきつづき日本の支援団体「RAWAと連帯する会」が取りついでいます。下記に送金手続き方法が記載されています。
⇒ https://afgan-rawa.blogspot.com/p/blog-page_26.html
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ウエッブ・アフガン 編集部
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野口壽一/金子 明
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