読者の声

寄せられたご感想、ご意見

「投稿/質問」コーナーよりご投稿できます。編集部員へのメールでも結構です。ご意見、ご要望、ご自身の近況など、大歓迎いたします。
=======================

 

「連邦制」の話、面白く読みました

「読みどころ」にあった「連邦制」の話を面白く読みました。広い国土と色んな民族の中で一つの国に纏め上げるのは難しいのかも知れませんね。その昔、徳川幕府は完全なる中央集権ではなく、多くの藩の一定の自由を認めていましたね。群雄割拠のアフガニスタンも5つくらいの州が連邦政府を築く感じでしょうか?(A.Kさん、2021年09月24日)

――日本の歴史の発展段階とアナロジーすると戦国時代に近い気がします。島国と広大な開かれたユーラシアの山岳領域という違いはありますが、民族、部族、氏族が命と利害をかけて争奪戦をしているところに、近代を掲げた異教徒が介入して痛い目にあっている図式に見えます。アフガニスタンでは中央集権化の難しさを踏まえた連邦制の案もあれば、それもあきらめた分国化案もあるようです。しかし、アフガン領内では民族部族の混住が進みパキスタン領内ではパシュトゥーン族の自治領が存在するという複雑さを抱えているのでどの案も決定打を欠いているようです。民族部族と国家間の利害対立、過去と未来の相克。当分の間目を離せません。(野口)
※「連邦制の話」は[ここをクリックして]ご覧ください。

 

=国家を形成する難しさを痛感=

アフガン情報を頂いて強く感じることは、多民族国家の在り方、多宗教国家の在り方についてです。国家を形成する難しさを痛感します。
アジアへの日本の中小企業の進出のサボーをしてきた程度でも、日本人の理解の仕方は異常です。
「後進国の問題」などではなく、たとえば、旧ユーゴスラビアの分裂抗争、世界の何処にでも起こっている紛争であり、解決の仕方も一つではない複雑さ、その視点で今回のアフガン問題も読み取る必要があるように思います。
これから先の世界の仕組みは、現在の国の仕組みがどの様に変革しなければいけないのか、アフガンはその試金石つまり先駆けとして、世界にアピールする立場とも言えます。
混在する情報を拝読しながら、他人事の様に受け止められるかも知れませんが、深刻に考えさせられております。
日本国内のコップの中の争いには辟易しております。(網和久さん、2021年09月21日)

――全く同感です。
日本でも道州制の議論が高まった時期がありましたがいつの間にかたち消えになり東京1極、明治以来の超中央集権化。地方の独自色も薄れつまらない国になるなぁと嘆いていたらついに中央が腐ってしまいました。
アフガンは過去と未来が激しくせめぎあっており人間の欲得が素の形で現れ、中央が全体をまとめることができません。そもそも中央が作れません。日本の対極のようです。
中国恒大の破綻が取りざたされています。土地転がし経済が行き詰まり中国はどうなるのでしょうか。習氏は一層の集中化/強権化で乗り切ろうとしていますが果たしてうまくいくのか。ソ連は解体再編しました。アメリカは二極化が進行中。
日本はアメリカの傘の下の島国で太平天国を満喫してきましたが独り立ちできずに30年。世界と直につながるネット社会の到来。「人民大衆」もうかうかしてるわけにいかないでしょう。(野口)

 

=終戦直後の我が国も同じ様な状況を経験したはず=

野口さん、ご無沙汰しております。
貴重な情報ありがとうございます。
なんということ。なんという状態。
終戦直後の我が国も同じ様な状況を経験したはず。
今回の情報を知らずに軽薄に歴史を語れないと感じました。
これまでどれだけこの様な事を経験して人が生きてきたのか考えると、いかにすさまじい状況を人は生きてきたのか想像すると絶句してしまいます。
ありがとうございます。(阿蘓 政志さん、2021年09月16日)

――アフガンが他人事でないことがよくわかります。鞭と銃剣でしごかれて従わされるのと、真綿で首をしめつけられて忖度を強制させられるのとどちらがいいか。の差でしょうか。どちらもいやですけど。

 

=アフガンの方が希望を感じます=

野口オリジナルのアフガン情報、素晴らしい説得力です。
今週の赤旗日曜版に宮田律氏が解説しておりますが、パキスタンのパの字も出てきません。
野口氏の記事を読んでいると、”革命前夜の暗闇”を彷彿させるものがあります。
60年安保反対の6月に、安保成立に涙して日比谷公園で敗北集会を開いた時のことを思い出しました
日本の政治の貧困を目の当たりにしているとアフガンの方が希望を感じます。(網和久さん、2021年09月13日)

――日本共産党はソ連が支援したアフガン四月革命を糾弾しつぶす活動をしました。9.11後のアメリカ主導のアフガンにもアメリカやNATOを批判するだけでなにもしなかったはずです。しかしソ連進駐&PDPA時の約13年+米侵攻時の20年、曲がりなりにもアフガンでは女性解放や教育や社会改革の努力がなされました。それに反対したのはイスラム過激派(と日本共産党)。彼らはアフガンに住む人々の生活(医療や教育や農業や社会改革)改善や飢餓からの生存を考え救援したことがあったのでしょうか。「万国改革主義(あえて革命とは言いませんが)」の立場を捨ててただ評論し我田引水し自分たちの主義主張の合理化の材料に使っただけではないでしょうか。中村医師の仕事を持ち上げるのはまったくかまいませんが、慈善事業やチャリティーだけで苦民が救われるのなら政党や革命運動や社会改革運動はいりません。世界中でアフガン難民が避難先の国民と一緒になってアフガンの民主化や難民支援を闘っているとき、民主革命大好きな人たちは何をやっているのでしょうか。

 

=ともかく、アフガニスタン人の考えで進めることが必要=

アフガニスタン、私が思いつくのは、高校生の時にアフガニスタンは独立している数少ない国家でした。たしか、20世紀の初めではなかったかと思います。「アユブ・カーン」という君主国ではなかったかなと思います。
陸上の「国家」は大変です。先日のクリミヤ半島も陸続きの悲劇です。私の家内が、ドイツにいたときに数人のポーランランド人とお付き合いをしていました。彼らが曰く「右がソ連、左がドイツ」叶わぬ夢ではありますが、どこかの海に越したい。わかりますね。
それに比べ、フィりピン、インドネシアは大きな島が複数存在し、なかなか思うように行かないものです。しかし、科学・技術ほどではありませんが、国際社会も変化しています。ともかく、アフガニスタン人の考えで進めることが必要と考えております。(Nさん、2021年9月8日)

 

未踏の地、アフガニスタンで政変
〜バーミヤン大仏破壊から20年の今後は〜

「コロナ感染の全国拡大の上に猛暑が戻り、さらにはアフガン情勢の急転と、
世の中は最悪のシナリオ。気が滅入る毎日です。
さてそんなアフガンについて、note に書きました。
下記サイトにアクセスしてみてください。
https://note.com/mahaktyo/n/n2f5f0e13bd1b」(白鳥正夫さん)

――拝見しました。復活したタリバンがアフガニスタンの文化財にたいしてどのような政策を持って対処するのか、注目したいと思います。(野口:白鳥さんの活動へのリンクを「ユーラシア」のページにつくりました。ご参照ください。)

 

=国の礎となる人材教育が欠かせない=

ニュースレター、ありがとうございます。
遠回りかもしれませんが、アフガニスタンのことは、外部の者が干渉するのを控え、その地に住む者に任せるしかないのかもしれませんね。善意で手を差し伸べようとしても、アラビアのローレンスになりかねない。トルコ共和国が、トルコ人とは何者なのかを定義し、国の範囲を自らの手で勝ち取ったように。パキスタンやISが絡んでいるのは厄介ですが、アフガニスタン人とは誰かの合意形成を待たねばならないような気がします。その上で、ロールモデルとなる国家を選び、国の礎となる人材教育が欠かせないと思います。(渡邉惠さん、2021年09月07日)
――「アフガニスタンのことは、その地に住む者に任せるしかない」。まことにそう思います。どういう解決策を見つけ出すのか、血や汗が流れるのでしょうが、見守るしかないと痛感します。(野口)

 

=世界は太陽信仰に戻ればいい=

「 グレートゲームという東西ローマ帝国の子孫たちの植民地覇権主義の結果ですね。中央アジアでは1881年1月のギョクテペ要塞でのテケ部族殺戮でロシアの中央アジア覇権は完了、アフガニスタンを分割したデュアランドラインが、今の中央アジアの不幸の結節点。
アフガニスタンの難民支援は、イギリスはじめ介入し続けた欧米各国が第一義的に対応するべきでしょう。若いタリバンの指導者たちが少し模索的な対応をしているのは要ウオッチです。

中共の世界人類運命共同体と一帯一路は第五の植民地覇権主義の宣言、日本も大東亜共栄圏といったこともあります。大アジア主義は、勝海舟や西郷隆盛にさかのぼり、もともと欧米の植民地帝国に抵抗するためでした。宮崎滔天、頭山満、犬養毅らが孫文や毛沢東の漢民族復興に傾いた似非アジア主義に惑わされて支援したが、漢民族復興のためならとロシアやコミンテルンを引き入れ、ルーズベルトらが蒋介石を見限って中共を支援して今日の元を築いたために、イスラム原理主義と中共が手をつなぐことになったという大きな背景にあると見えます。

イスラムも、宗教覇権で、ユダヤ教、キリスト教、イスラム教などアブラハムの宗教形成に影響を与えたゾロアスター教を信奉したササン朝やソグディアナのソグド人集落を滅ぼす過程で、東方へ逃げたソグド人、パミール山中に逃げたソグド人、もあった中で、大勢やむなしと、8世紀の前半に中央アジアの領主サーマーン(サーマーン・フダー)がゾロアスター教からイスラムに改宗したことで、ソグド人はタジクと呼ばれ今日に至っています。9世紀から10世に、今のアフガニスタンを含めイラクからインド中央アジアのすべてを領域とするサーマーン朝を形成し、カラハン朝を含めトルコ系の人々をイスラム化し受け入れたことが現代のトルキスタン形成にいたるアジア史の転換点となりました。

元々、北方草原にいた牧畜民が南下したことで、メソポタミア文明、インダス文明が崩壊し、インドのバラモン教、ヒンズー教の差別体制ができます。遊牧民の男性結社の中から生まれた、女性差別のイデオロギーだと考えています。アフガニスタンからイラン、トルクメニスタン、ウズベキスタン、タジキスタンにひろがるホラーサーンが、アフラマズダが主神にされる前の太陽信仰の拠点でした。

私は、世界は太陽信仰に戻ればいいと思います。少しでも男性結社の信仰を緩めるために。大野遼の早朝の寝言でした。」(大野遼さん、2021年09月05日)

――大野さんはシルクロードを理解するには必携の書『秘められたシルクロード タジクの黄金遺宝』の出版に向け奔走されています。注文はまだ間に合いそうです。詳細は当ウエッブの「ユーラシア」のページ、または直接大野さんのページ「NPOユーラシアンクラブ」をご覧ください。)

 

前とは違ったターリバーン政権になることを祈る

アフガニスタンから、その昔ソ連が出て行ったことも、今回アメリカが出て行ったことも、基本的にはアフガニスタン国民の平和確保にはいいことでしょう。もっとも、アフガニスタンは多民族国家ですから、この先、内戦が頻発し、周辺国が裏で支援し、より悲惨な状態になるかもしれませんが。そこのところは、前とは違ったターリバーン政権になることを祈るしかないでしょうね。

で、日本の為すべき役割とは何でしょう。
アフガニスタン国民が望むものは、何といっても「おまんまが食える」ことに尽きましょう。そのためには、欧米が行うような食糧支援ではなくて、農業基盤整備、雨の少ないアフガニスタンでは特に灌漑用水路整備ではないでしょうか。
これは、「ペシャワール会」代表の亡き中村哲医師の受け売りですが、中村哲医師は当初は医療支援でアフガニスタンに入られたものの、現地の状況を見て、農業基盤整備に重点を移されました。
中村哲医師は残念ながら2019年12月に殺されてしまいましたが、ペシャワール会の活動は引き続き活発に行われているようです。しかしながら、今回の事件により、ペシャワール会の活動も中断せざるを得なくなり、再開の目途は立っていないようです。
最新の情報は次のとおり。
ペシャワール会会長/PMS総院長 村上優 アフガニスタンの現状とPMSの今
http://www.peshawar-pms.com/topics/20210825.html
一刻も早く事業が再開されることを祈りつつ、小生、毎年年末に幾ばくかの寄付をペシャワール会にしているのですが、今般、臨時寄付をすることとした次第です。(三宅和豊さん、2021年09月03日)

 

いつまで続くのかアフガンの悲劇

「まずはコロナ禍、残暑お見舞い申し上げます。それにしてもコロナは手強いですね。東京の感染拡大が関西にも波及し、深刻な事態です。ワクチン接種を終えられたと思いますが、当分厳戒ですね。
随分ご無沙汰しておりますが、お変わりなくお過ごしのこと何よりです。アフガンの件は、アメリカの撤退が進む中、内戦が激化、タリバーンの侵攻が進み、こちらも深刻な事態ですね。どこまで、いつまで続くのかアフガンの悲劇に心いためます。平和の祭典が強行され、それなりに感動をもたらせましたが、その裏で、戦乱はやみません。人類の愚かさに絶望的にさえなります。」(白鳥正夫さん、2021年09月03日)

――こころ痛む2021年の夏。われわれにできることはアフガニスタンのこころある人々の営為に声援を送ことぐらいしかできませんが、挫けず絶望せずアフガニスタンを忘れず見守り続けたいと思います。(野口:白鳥さんの活動へのリンクを「ユーラシア」のページにつくりました。ご参照ください。)

 

=関係諸国に働きかけられないか?=

アフガニスタン・サイト、お送りいただきありがとうございます。大変なご労作で、野口さんのアフガニスタンへの想いの深さに圧倒されました。同時にタリバンが席巻するだろう今後を考えると、暗たんたる思いがします。国の将来を決めるのは民衆自身であるにしても、古くから外国勢力のせめぎ合いの場であるアフガニスタンの場合、外からの入力がキーファクターでしょう。当面、タリバンへの武器売却ルートつぶし、パキスタンの日和見的な対パシュトン政策の是正を、日本政府は関係諸国に働きかけられないだろうか。(H.I.さん)

――日本は民間のボランティア活動だけでなく、難民問題や武器廃棄・ゲリラ兵の就業支援、国連平和事業、地雷除去などで相当の資金や労力をつぎこんでいるのですが、日本国民に知られていると言えないのが残念ですね。タリバンは武器をパキスタン内で調達(というかパキスタンISIから供与されている)しているからパキスタン政府をどうにかしないと難しいんじゃないでしょうかね。(野口)

 

=アフガンは世界の過去か未来か=

「アフガニスタンを見るとき、近代の国家観という視点は捨てた方が良いのではと感じています。同様の視点は、バルカン半島にも言えると思います。両者の共通点は、交易路であると同時に外部勢力の押し合いの場であったこと。同時に、地勢が山岳地帯であり、住民の交流に制約があったことなどがあります。つまり、外部勢力が一地域を制圧したとしても、全土を平定するには至らない。逆に、住民が一体となって対抗するにも至らない。力尽くで押さえ込む事は出来ない、ということ。
オスマン帝国とハプスブルクは、両者ともバルカンでの住民の多様性を認め、統治すれども支配せずという知恵を働かせていたように思います。両者とも第一次大戦で敗戦し、その知恵も消滅してしまったようです。
「バルカンは、ヨーロッパの過去か未来か」という言葉がありますが、「アフガンは、世界の過去か未来か」なのかもしれませんね。」(渡邉恵さん)

――まったくその通りと思います。国民国家論も民族国家論もアフガニスタンでは通用しません。むしろ、封建社会と言っていましたが、イギリスが進出してくる前の部族封建民主主義(日本の寄合の大規模なもの?)で秩序が保たれていた面がありますね。ジルガ。産業革命と植民地・帝国主義・資本主義がこれらを壊していったわけです。最近「銃・病原菌・鉄」を読んでその意を強くしました。ニューギニアなどポリネシアの共同体でもバルカン半島に似たような事態が進行したようですね。今度のコロナがあぶりだしたと思っているのですが、国家論、政府と社会の在り方、全般が問われるようになってきていますね。その意味でも連邦制を追求するアフガニスタンは、道州制が話題になっている日本も他人ごとではないと思います。(野口)

 

=映画『アウトポスト』見ました=

「アフガニスタン問題どういう展開となるか、注目しています。
過日、アフガン戦争の最前線でのアメリカ軍の死闘を描いた映画『アウトポスト』見ました。舞台はアフガニスタンの奥地のすり鉢の底のような地形に設営されたアメリカ軍の最前線の基地。敵軍に囲まれれば敵の砲火の中、米軍はヘリコプターでしか降りることができないような陣地。米軍側はここを数十人の指揮官、兵士で守る。
敵軍は谷間を伝って下りて攻めてくるが、その武器は銃とロケット砲など。谷底で迎え撃つ米軍側の主な武器は銃。映画は両者の戦いをひたすら描き続ける。敵軍を殺しても殺しても、谷の上から後続の兵隊が蟻の如く押し寄せる。
米軍側に死者、負傷者が出てき始め、このままでは持ち堪えられないのではという危機感が強まってきた時、基地の撤退命令が後方の司令部より届き、さらに応援の舞台がヘリで到着、敵を撃退する。映画は終わる。この映画には格段の反戦のメッセージはない。
映画はアフガン戦争をアメリカ側の視点から描いたものであることは間違いないが、ひたすら殺し合う最前線の模様しか描かないことが、かえってこの戦争の無意味さを表現しているように思えた。この戦争の意味を考えさせられる映画でした。猛暑、コロナ事態なを続きそうです。お大事になさってください。」(Yさん)

 

=仏教の慈悲の心を持ってこれに当られますよう=

「野口様のアフガニスタン問題の解決に向けられる決意と努力に感銘をしました。この国の問題の根本にはアフガニスタン人の国民性を向上させることが大切と考えます。国民性とは精神性でもあると思われます。彼らの大部分はイスラム教を信奉していますが、同じイスラム教でもスンニー派とシーア派ではまるで異教徒のような敵がい心を持っていることが不思議です。古い歴史を辿れば、アフガニスタンには仏教が伝来されバーミャンの仏像に見られるように、仏教を篤く信仰していたことが伺えます。仏教は、誰でもが悟れば仏になれることを説いており、敵を作らないことをモットーにしております。この点はキリスト教やイスラム教のような観念的な唯一神の信仰とは根本的な発想の違いがあります。これを物理の世界に例えれば、絶対時空間に基づく古典力学と絶対時空間を否定した相対性理論にも例えられるかと思います。絶対的唯一神は人間の感性には良く合いますが、他宗教との争いも起こし易いと思っています。
アフガニスタンの方々に、仏教の教えを説くことは難しいかもしれませんが、涅槃経には「物心一如」ということが説かれており、物質面・精神面の両面で彼らを支えていくことがそこに少しでも近づけるのではないかと思っています。真言密教の祖である弘法大師は仏教の実践的活動として四国で大規模な灌漑事業を行い、多くの溜池などを造り、民衆の救済を行いましたが、一昨年カブールのテロで殺害された中村医師の活動もそれに例えられるかと思います。野口様も日本人の精神的な宝である仏教の慈悲の心を持ってこれに当られることを祈っております。理論家である私は、理論面・精神面で野口様をお支えできればと考えております。共々真に平和で豊かな世界の実現に向けて精進させて頂きましょう。」(長塚義隆さん)
――寛容と調和の精神をもって努力いたします。(野口)

 

=アフガンには40年前に行こうとしました=

「アフガニスタンには40年前に行こうとしたことがあります。ネパールヒマラヤで冬のエベレスト隊に参加した後、日本に帰る気がしなくて陸路でデリー経由でラホールに入りました。北に向かってアフガンへ行くか迷いましたがロンドンまで抜けようと思ったので鉄道でカラチに行きイランへバスで入ろうとしました。イランイラク紛争のため国境が封鎖され結局ロンドンまで空路。イランを越えてトルコに入る陸路が見つからず、安チケットだとカラチ-イスタンブールもカラチ-ロンドンも同額だったので。この地域、ずっと気になっています。これからも情報を期待しております。」(Yさん)

 

=日本の立ち位置がはっきりしないのが気がかり=

「このところ頻繁にアフガニスタンのことがメディアに取り上げられるたびに、貴兄(注「野口」)のことがまず浮かんできます。やはりいろいろと気遣いされ、手立てを施されているのですね。大いに勉強させていただきます。
貴兄と同様に思い出される人がいます。50年ほど前に青少年の国際交流事業にともに参加し、エチオピアの発展に貢献した友人です。2度のマラリアにかかりながらも青年協力隊やODAのメンバーとして半生を捧げました。その国も今では内戦で穏やかではありません。最近とみに日本の立ち位置がはっきりしないのが気になります。Global に俯瞰できる政治家がいなくなってしまったようですが、だれか心当たりの人いますか?」(Aさん)

 

=ペシャワール会には毎年寄付してました=

「貴兄の著作(注『新生アフガニスタンへの旅』)を読んで以来、アフガニスタンのことはずっと多少は気にしています。そうしたことから、ペシャワール会には毎年なにがしかの寄付をし、農業基盤整備を通して少しでも平和を取り戻してくれないかと願っているところです。本会の代表・中村哲医師が殺害され、どうなるかと心配したのですが、引き続き現地活動はなされるとのことで、ホッとしました。」(Mさん)

 

=かわいそうなのは国民=

「アフガンについてですが、米軍は完全撤退はしないでしょう。少数の軍事顧問団は残して、アフガン政府軍の教育に当たると言うことにしたようです。中国もソ連も直接の軍事介入をするつもりはなさそうです。せいぜい武器の供給でお茶を濁すのではないでしょうか。関係するとすれば一帯一路の陸上の部分でしょうが、これもアフガンを通るようにしなければ良いだけの話でしょう。恐らく中国はアフガンのみならず中東の紛争に軍事介入するつもりはないのでは。必要なのは石油だけのはずですから。当然ソ連はもう懲りているはずで、軍事介入には国内の抵抗が大きいのではないでしょうか。米国が軍事顧問のような少数の部隊を
残してもタリバンの拡張を抑えることは出来ないでしょうが、タリバンも全土を征服するのには時間が必要になりそうです。米国は大規模な空爆を既に始めていますが、今後も続ける可能性はあります。タリバンはそれなりの損害を覚悟で戦闘を拡大することが必要になるのではないでしょうか。アフガンの平和は当分見込めそうもありません。かわいそうなのは国民という事になりそうです。」(Mさん)

 

~~国連官僚の大きな快挙~~

「アフガンについて、面白くやっていますね。アフガンは下記の話があったようです。暑さには気をつけて頑張りましょう。
~~国連官僚の大きな快挙~~
「農業・農地整備は公共事業が有効!!」
国連アフガニスタン支援団(UNAMA)代表を今年3月に退任した山本忠通前代表が4日までに共同通信のオンラインインタビューに応じて、アフガンのガニ大統領が、現地で昨年殺害された福岡市の非政府組織(NGO)「ペシャワール会」現地代表の医師中村哲さんが尽力したアフガンの農業復興を続け、遺志を継ぎたいと申し出ていたと明らかにした。 事件直後にガニ氏と面会した山本氏によると、ガニ氏は、中村さんが同国東部ナンガルハル州で取り組んでいた用水路建設などの業績に触れ「彼のやり方で緑の大地づくりを政府プロジェクトとしてやっていきたい」と述べた。 # 共同通信社」(Hさん)

 

=インド・パキスタンとアフガニスタン=

「アフガニスタンについて、詳しくありませんが、印度にとって、対パキスタンの面から、アフガニスタンは重要な相手国です。20年ほど前、アフガニスタンの配電網整備を進めている企業と印度で会ったことがあります。」(Nさん)