読みどころ

読みどころ
(新着情報&読みどころ。メニューの文字をクリックしてご覧ください)

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 2021年11月29日号

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メニュー<視点>

■ アメリカは本当に負けたのか? <アフガニスタン戦争の本質>

元アフガニスタン人民民主党幹部のアサッドラー・ケシュトマンド氏の論文「米国にとってアフガニスタンでの『敗北』の意味とは?」を受けて、国家政策としての「戦争」でアメリカは勝ちつづけており、その継続として次の標的を中国に定めている事実を指摘する。

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メニュー<アフガンの声>

米国にとってアフガニスタンでの「敗北」の意味とは?
「テロリズムとの戦い」がワシントンの本当の目標だったのだろうか。それともその侵略は他の目的を覆い隠すための煙幕だったのだろうか、と、元PDPA(アフガニスタン人民民主党)中央委員のアサドゥラー・ケシュトマンドは自問し、戦場での戦闘でアメリカ軍は負けていない、と論じている。

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メニュー<世界の声>

2021.9.24 RAWAと連帯する会オンライントークイベント『アフガニスタン混迷の20年を問う―女性の権利を求めるRAWAの闘いは今』

<地域の支配的因習や制度、外国軍や同国男子からの差別・虐待・レイプなどアフガニスタンでの過酷な女性への人権侵害と闘って44年、RAWA(アフガニスタン女性革命協会)とそれを支援する日本の活動を語る1時間40分の動画イベントを完全収録!>

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メニュー<ユーラシア>

『一帯一路と中央アジアの動向』
<21世紀に地球上の政治・経済の中心地域になるユーラシアの現状の見取り図>を日本ビジネスインテリジェンス協会・中川十郎会長のエッセーが簡潔に提示します。

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メニュー<便利帳>

■ <報道>欄に「長倉洋海さんのアフガン緊急メッセージ」へのリンクを追加しました。パンシールの山の学校を支援する長倉さんの随時アップされる現地直結の情報とメッセージが貴重です。

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メニュー<トピックス>

タリバン、女優出演ドラマの放送中止を通達
<テレビが普及(すくなくとも都市部では)し、ターリバーンの兵士ですらスマホに熱中しているこの時代に、いつまでそんなアナクロニズムが通用するんだろうか>
かつてテロ組織が無視していた中国が、いまやアメリカに変わる攻撃対象に
<現実にパキスタンでは中国主導のプロジェクトなどがテロ攻撃の対象となっている・・・>
19歳パレスチナ女性の「悲劇」…未来を奪ったのはイスラエルではなくハマスだった
<極端なイスラーム解釈は人類進歩の逆風だと思うのだが・・・>
帰国の米兵「戦争は、ほとんどの人にとって良いことなど何もない」 戦死より多い帰国後の自殺
<非人間的行為を強要される戦場において正常な人間の心を破壊するPTSDは心だけでなく生命そのものをも奪う・・・>
対テロ戦争費用は20年間で880兆円 死者90万人、米大学が報告
<この冷酷な現実を金銭的な利益に変える社会システムが存在する>
中国の砂漠に米軍艦の実物大図形 衛星画像で判明
<戦争は国家指導者にとっては政治の延長であるだけでなくビジネス行為>

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メニュー<編集室から>

■<編集スタッフの制作余話>
☆今週も、金子編集委員の「アフガン・ペーパーズ」読み込み第5弾が冴えます。民主国家をこしらえるという旗印のもと米国がアフガニスタンでいかにすさまじい“ばらまき”をしたか。それは決してアフガニスタンの人びとの生活向上のための投資ではなく、戦争をビジネス、財政活動の一手段と考える「戦争ケインズ主義」とでもいうべき確固たる経済理論に裏付けられたものととらえる以外にないと思わせます。
☆11月27日から2週間の予定で東京新宿K’s cinemaで開幕したペルー映画祭。皮きりの『ペルーの叫び』。サッカーを素材にアフガニスタンとは別の意味で「国民とは何か」「国とは何か」を問いかける映画でした。

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 2021年11月9日号

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メニュー<視点>

■ ターリバーン擁護論を読む

『タリバン復権の真実』(中田考著、ベスト新書)を知取り寄せて読んでみました。

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メニュー<世界の声>

長倉洋海さんの「アフガン情勢に関するメッセージ」
風雲急を告げるアフガニスタン情勢について長倉洋海さんからの緊急メッセージ。長倉さんが一貫して伝え、支援しているマスードはじめパンジシールの人びとの生活や闘い、全国に広がろうとしている国民抵抗戦線の動きなど、最新情報とコメントを読めます。必読のページです。また、『ユーラシア』のページにはパンジシールの「山の学校」報告会案内が掲載されています。

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メニュー<VIDEO>

■ NHK ETV特集「アフガニスタン 運命の8月」

アフガニスタンとの合作映画を製作、さらにはアフガニスタン映画祭を日本各地で開催してきた映画監督・井上春生さんが、ターリバーンがカーブルに入城した直後のアフガニスタンと電話で結び、緊迫した状況を取材。なまなましい現地の声を伝えます。

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メニュー<トピックス>

アフガニスタンで女性4人殺害される 渡航名目で誘い出されたか
<タリバンの報道官が発表しているがタリバンメンバーの犯罪ではないとはいえない。現在も「人権」は西側の反イスラーム的思想としてタリバンは排斥している。・・・>
カブール病院襲撃、ISが犯行声明
<ISもISホラサンもタリバンの仲間。しかし外国軍の駐留なき現状での自爆テロの頻発はタリバン内の深刻な対立を証し出している・・・>
アフガン首都で軍病院襲撃 19人死亡、50人負傷
<自爆はタリバンが称揚する、神に祝福される戦術である。・・・>
披露宴で招待客3人射殺、音楽演奏が原因か アフガニスタン
<タリバンは20年前と同じようにシャリーアに反する行為(音楽・舞踊ほか)を禁じ、違反者には体罰やむち打ち、石打ちなどを行っている。・・・>
シーア派モスクで自爆攻撃、32人死亡 アフガン南部
<シーア派への虐殺行為はタリバンのカーブル占拠後も続いている。タリバンらスンニ派極端派にしてみればシーア派は不倶戴天の敵でありジハードの対象。・・・>

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メニュー<編集室から>

■<編集スタッフの制作余話>
・金子編集委員の「アフガン・ペーパーズ」(英文)第3弾。アフガンでの選挙について、関係者のため息が漏れてきます。
・野口委員は地球儀を手にしたタリバンの州知事がアフガニスタンがどこか知らなかったという動画を観てつぶやきました。

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 2021年11月1日号

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メニュー<視点>

■ アフガン戦争でアメリカは何を学んだか

そして日本は何を学ぶべきか。アメリカの著名なシンクタンクCFRに掲載された論文を紹介しながら、アメリカがどう考えているか、日本はどう考えるべきかを探ります。

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メニュー<アフガンの声>

米国アフガン占領20年の失敗―その原因<4>
<視点>で紹介したCFR論文と呼応する内容。アメリカが見て見ぬふりしてきたパキスタンの軍(ISI)・政府とターリバーンとの関係。それとアフガニスタン政府内から呼応しながらアメリカ政府を出し抜いてきたアフガン人の策略を暴きます。

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メニュー<研究/提言>

■ 新掲書 『苦悩するパキスタン』

アフガニスタン問題をパキスタンの視点から考える場合に基本的な視点を与える書。なぜパキスタンがイスラーム過激派、テロリストの拠点となるのか、そして「破綻国家」と呼ばれたりするのか、その原因をパキスタンという国の歴史と社会政治経済の実相から明らかにしていきます。

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メニュー<編集室から>

■<編集スタッフの制作余話>
・金子編集委員が前回に続き「アフガン・ペーパーズ」(英文)を読んでつぶやいております。<視点>の「アフガン戦争でアメリカは何を学んだか」に呼応。
・野口委員は衆院総選挙に驚いております。大阪選挙区では自民全滅。公明党との合意のもと議席をゆずった4選挙区以外の15選挙区はすべて維新の勝ち。いうならば維公全勝。ターリバーンのカーブル無血開城の時以上の驚きだとつぶやています。

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メニュー<トピックス>

■ イラン:アフガニスタンに関する近隣7カ国外相会合を主催
<アフガニスタンに同じ宗派のシーア派をもつイランは何を考えているか・・・>
■ 中国の王毅外相がターリバーンのバラーダル副首相代行と会談
<まだどの国からも承認を受けていないターリバーンだが、周辺諸国との根回しを着々と進めている。>
■ アフガンのISIS系組織、来年にも対米攻撃可能になる恐れ 国防総省高官
<どうしてもイスラームテロ組織が必要な米軍は・・・>
■ アフガニスタンの食糧危機が深刻化、人口の半分に影響 国連警告
<GDPの4割を国際援助にたよっていたアフガニスタンの経済は崩壊状態。アフガニスタンの冬は厳しい・・・>
■ 強硬派イスラム教指導者の葬儀に30万人超、パキスタン
<イスラーム過激主義の温床となっているパキスタンでその伝道師の死に30万人。>

 

・その他、コンテンツ満載!

 

 

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 2021年10月25日号

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メニュー<視点>

■「アフガニスタン――これからが本当の国づくり」!

戦争の目的はなんだったのか。過激派の代名詞ともなっていたハッカーニ―内相代理が「自爆犯は英雄だ」として遺族に「報奨金と土地を贈与する」と語った現実をもとに、アフガン人にとって40年におよぶ戦争がなんであったのかを考察します。

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メニュー<基礎データ>

■<アフガン戦争センサス>
・上記ページの末尾にリンク情報。
【アフガニスタン戦争における犠牲者数】
・「延近 充の政治経済学講義」中のアフガニスタンのページ

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メニュー<トピックス>

■ 女性の元アフガニスタン議員、裁判官がギリシャ首相に会う
<動向が心配されていた女性判事らの一部の動静が・・・>
■ ロシアでタリバン含めてアフガン情勢協議 中印も参加
<アメリカは欠席。中、露、パキスタンの思惑なるか?>
■ 米国のアフガン和平担当が辞任
<カルザイ、ガニーらとの3人組のリーダー・ハリルザド、引責?>
■ パキスタン国際航空がアフガン便を停止、タリバンの「強引さ」理由に
<ターリバーンの実務能力のなさかそれとも自主性か?>
■ 改革者王アマヌッラーハーンのカブールの肖像画をぬりつぶす
<改革を嫌うターリバーンの本性か、それとも偶像崇拝の否定か>

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メニュー<研究/提言>

■ 新掲書1『西南アジアの砂漠文化――生業のエートスから争乱の現在へ』松井健 2011年 人文書院刊
焦点となっているパシュトゥーン族の思考回路を永年のフィールドワークを通して実証的に解明した、画期的な労作。

■ 新掲書2『黒い同盟 米国、サウジアラビア、イスラエル』宮田律 2019年 平凡社刊
アフガニスタン問題はアフガニスタンだけをいくら詳しく見ていてはわからない。この「黒い同盟」の中心にパキスタンがいる。

・その他、コンテンツ満載!

 

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 2021年10月18日号

メニュー<視点>

「微笑みの来た道」は「イスラームも来た道」!

 

メニュー<アフガンの声>

裏切られたアフガニスタン
ターリバーンのカーブル入城直後の緊迫したカーブルから、女性解放を闘う「One Billion Rising」の活動家が匿名でなければ伝えられない緊迫の真実を伝えます。

ターリバーンの官製集会
アフガニスタン北部の州都マイマナの女子高で挙行されたターリバーンの官製集会とデモの動画と写真。住民の支持を演出するターリバーンの必死さが伝わる珍しいレポート。

Fateh Sami氏の力作「米国アフガン占領20年の失敗」連載3回目
ガニー政権が陥った罠、それはなにか。在外のアフガニスタン人が声を大にして叫ぶ、アフガニスタン支配の陰謀。世界はそれに気づくだろうか。

 

メニュー<世界の声>

日本でも東京と大阪で支援行動、そして全世界で!
アフガニスタンで闘うRAWA(アフガニスタン女性革命協会)やアフガニスタンとの世界連帯行動を呼びかけるOne Billion Risingに応えて、日本でも東京と大阪で連帯行動が挙行されました。そして、世界でも・・・

10月10日、アフガン女性の日、オランダで抗議集会
アフガニスタン国内と国外をネットでつないだ集会や行動が展開されています。今回は、アムテルダムでの行動が寄せられました。

 

メニュー<Q&A >

群雄割拠のアフガニスタンは5つくらいの州が連邦政府を築く方向にいくのでしょうか?
アフガニスタンの国の形は、三権分立のイスラム共和国、ターリバーンの主張するイスラム首長国が唱えられてきましたが、いずれも中央集権制度。それに対して連邦政府案や分国論などが唱えられています。いずれに向かうかはアフガン人自身が決めるわけですが、論議の前提条件を考えてみます。

 

<トピックス>

RAWA(アフガニスタン女性革命協会)がタリバンの乗っ取りに対応
パキスタン国際航空がアフガン便を停止、タリバンの「強引さ」理由に
アフガニスタン:米国・ターリバーン間協議に見る双方の思惑
アフガン北部のモスクで自爆攻撃 少なくとも50人死亡
タリバン、少数派ハザラ人13人を殺害か 国際人権団体調査に

 

メニュー<研究/提言 >

新刊『アフガニスタンを知るための70章』

 

メニュー<編集室から >

編集者の声

 

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 2021年10月04日号

メニュー<視点>

アフガン問題の本質-パキスタンに注目を!

 

メニュー<アフガンの声>

この悲痛な叫びは必ず世界を変えるでしょう。

この少女の訴えを聞け

 

論説はFateh Sami氏の「米国アフガン占領20年の失敗-その原因<1>」と「米国アフガン占領20年の失敗-その原因<2>」。原因を内的要因、外的要因に分けれ詳細に分析。必読です。

米国アフガン占領20年の失敗-その原因<1>

米国アフガン占領20年の失敗-その原因<2>

 

メニュー<Q&A >

■ 群雄割拠のアフガニスタンは5つくらいの州が連邦政府を築く方向にいくのでしょうか?
■ アフガニスタンに残った人々のために、私達に何か出来ることはあるのでしょうか?

 

メニュー<読者の声>

■「連邦制」の話、面白く読みました
■ 国家を形成する難しさを痛感
■ 終戦直後の我が国も同じ様な状況を経験したはず
■ アフガンの方が希望を感じます

 

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 2021年9月20日号

メニュー<視点>

韓国在住の友人との会話から

 

メニュー<アフガンの声>

ターリバーンがカーブルに入城してから1カ月が過ぎ、カーブル市民の女性抑圧や人権無視の振る舞いに市民が街頭に出ての抗議行動が展開されています。ターリバーンの暴虐とそれに抗議する市民の生の声が届きました。

アフガン女性への抑圧をやめよ!
ロンドンで3人のアフガン女性、ハンガーストライキを挙行
国際法に反逆するタリバン!
報復はしない、国民全員に恩赦をあたえる、はウソ

論説はふたつ。ひとつはアフガニスタン共和国の副大統領だったアブドゥル・ハミド・ムータットさんの、ラジオリバティとのインタビュー。現在の問題がどこにあるか、明快に語られます。

ターリバーンは津波のようなものだ!

パンジシールでの爆撃攻撃の前にカーブルを訪れてターリバーン幹部との会合をおこなったパキスタンISIの陰謀を暴露します。
ターリバーンとダーイッシュの生みの親ISI長官、子供喧嘩の恥ずべき仲裁

あわせて、広範な国民を糾合した政府をつくるには連邦制を導入するしかないと主張する、もとアフガニスタン共和国副大統領のスルタン・アリ・ケシュトマンド氏の主張が必読。
・いまこそ連邦制を真剣に!
メニュー<世界の声>

世界中でアフガン人(とくに女性)が反人権のターリバーンに抗議する闘いを展開しています。8月28日には世界35カ国で統一行動が挙行されました。その後もつぎつぎとレポート寄せられています。その一部をご覧ください。

集会、デモ、ハンガーストライキ、EU議会への陳情活動などなど

 

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 2021年9月1日グランドオープン版 

メニュー<アフガンの声>

アフガンの人びととターリバーンが直面する課題/ ‎

ウェッブ アフガン イン ジャパン(Web AFGHAN in JAPAN: WAJ)はアフガン人研究者、元カーブルタイムズ編集者、SBSラジオ放送局アシスタントで経験豊かなフリーランスジャーナリストであるファテー・サミ(Fateh Sami)氏にインタビューを行った。このインタビューは2021年8月20日にファテー・サミ氏になされた「ターリバーンはなぜ、かくも速く、全土掌握できたのか?」の続編。マスメディアが報じない事実が明かされる。

ガニーを逮捕せよ

「ターリバーンの電撃的な進撃」の裏にはガニー政権がターリバーンと内通し、同じッパシュトゥーンの部族偏愛主義によりアフガニスタンをターリバーンに売り渡したことが最大の要因である。彼は国軍にターリバーンへの抵抗をやめさせ、投降させ、自分はさっさと国外へ逃亡した。その怒りを、ヘラートを中心に女性の人権をはじめ、アフガニスタンの進歩のために戦い続けて来た女性活動家が厳しい詩の言葉で糾弾する。

メニュー<世界の声>

世界に広がる抗議の輪/Amsterdam
8月28日、世界35カ国で一斉に、ターリバーンのカーブル占拠とアメリカおよびNATO軍の無責任拙劣な撤退劇を批判し、アフガニスタンの平和と進歩、人権を守る決意を示す大衆行動が展開された。アムステルダムの行動を伝える。女性の参加、発言・行動が目立つ。

アフガン人とロンドン市民、連帯デモンストレーション/London
ロンドンでは、28日に先立って21日にも抗議行動が行われた。2回の行動を写真と動画で伝える。ここでも女性の活躍が光る。

アフガンの人びとを孤立させるな!/Don’t isolate the people of Afghanistan!
ロンドンを拠点に活動する、歴史ある活動組織〝Liberation(解放)〟が、タリバンのカーブル占拠をめぐり、アフガンの人びとを支援、連帯する決意を示した声明。同組織は、世界を侵略し植民地支配した宗主国の国民として、世界から植民地、民族抑圧をなくするための活動を永年続けている。

メニュー<読者の声>
プレオープン時に寄せられた読者からのメールを紹介します。あなたのご意見・感想もぜひご投稿ください。コーナーに行く

メニュー<Q & A>
本Web定期寄稿者であるアフガン人ジャーナリスト=ファテー・サミと本Webスタッフがプレオープン時に寄せられた読者からの質問に答えます。コーナーに行く

メニュー<研究/提言>
公的機関/研究機関/民間研究者などによるアフガニスタンにかかわる研究や提言は、ソ連の軍事介入以降おびただしい数にのぼる。ここでは参考になる公開文献を紹介する。今回は17本の論文と書籍。コーナーに行く

メニュー<編集室から>
お時間がありましたら、当Web編集者の思いをお聞きください。コーナーに行く

 

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 2021年8月22日版  

メニュー<アフガンの声>

タリバンはなぜ、かくも速く、全土掌握できたのか?
世界を驚かせたターリバーンの電撃的なカーブル入城、全土掌握。アフガニスタン政府の腐敗堕落や体たらく、アフガン国軍のひ弱さ・戦意のなさ、アメリカ政府や軍の撤退戦の稚拙さなどがマスコミでは取りざたされ、ここでも「識者」があれこれとあげつらうが、実は1年半以上も前にアメリカは敗北を認め、ターリバーンを国家として認め、アフガニスタン問題の管理をパキスタンに任せてた。今回の事態はその必然の結果だったのである。WAJでこのことを最初から暴露し警鐘をならしつづけてきたファテー・サミ氏に緊急インタビューした。今回はその導入に当たる第1回。

進行する陰謀、ターリバーンへの無血明け渡し
なぜカーブル体制は都市を次々とターリバーンに明け渡すのか?
陰謀によって都市が次々とターリバーンに明け渡されている。あしもとに迫る奇妙な現象。憎しみの血がたぎりカーブル体制が災いの箱をあける。国連安全保障理事会はアフガニスタンで代理戦争を続けるパキスタンに(刑事懲罰的)制裁を科すべきだ。

「今こそ連邦制を真剣に! アフガニスタンの平和と国家システムに関する提言」(元アフガニスタン首相/副大統領・スルタン・アリ・ケシュトマンド)
10年におよぶ4月革命を最初から最後まで指導し失敗した責任を放棄することなく、亡命後も一生をかけて平和で豊かなアフガニスタンをめざして闘いつづける革命政治家の責任ある姿勢に打たれる。また、氏が強調する、対立を力によって解決するのではなく、多様性を認め他者に対する尊重、真の平等、連帯の強調は、武力による革命の限界に対する深い反省の念を感じる。

「侵略、抵抗、国民の終わりなき受難」(元アフガニスタン共和国副大統領・アブドゥル・ハミド・ムータット)
8年に及ぶ日本でのアフガニスタン大使としての役割を果たし、混乱を深めるアフガニスタンの国民和解による平和実現のために帰国。ソ連軍撤退の実現に力をそそぎ、ナジブラー大統領と反政府ゲリラ、とくにもっとも強靭な反政府勢力であったマスード氏との交渉にあたった。しかし努力むなしく人民民主党政権は崩壊に向かう。国家の崩壊の極限状況にあって逃亡したナジブラー大統領にかわり、ムータット氏はイスラム共和国最後の副大統領としてムータット氏と協力して北部同盟への平和的な権力移譲という歴史的な役割を果たし切った。その氏が、米軍の敗退、ターリバーンの勃興をまえにアフガニスタンの課題について提言する。(政権崩壊のいきさつは単行本『わが政府 かく崩壊せり』に詳しい)

アフガニスタンを手放すアメリカ
アフガン気鋭のジャーナリスト・ファテー・サミ氏の第5弾。アメリカはアフガニスタンをパキスタンのダーイシュ(シリアを拠点とするテロ組織)とターリバーンに引き渡そうとしている。それに対してロシア、中国、インド、イランは困惑する。ターリバーンはカーブル占拠にむけ最後の段階を踏もうとしている。こうなった背景を解読するとともに脱出の方途を検討する。

侵略者と占領者のアフガン国民への凶悪犯罪
アフガン気鋭のジャーナリスト・ファテー・サミ氏の第4弾。パキスタンとその支援国による代理戦争はアフガニスタンを破壊している。ターリバーンにNOを、腐敗した政府にNOを、民衆蜂起を支えよう!

内戦がアフガニスタンに迫っている(ファテー・サミ)
アフガン気鋭のジャーナリスト・ファテー・サミ氏の第3弾。アフガニスタンから軍隊を撤退させるアメリカの危険な戦略=「アフガニスタンの泥沼にロシアと中国を巻き込む」の現実をアフガニスタンの国内から見つめ、分析する。外国軍の撤退によりタリバン勢力が伸長し内戦状態が長期化する根拠はどこにあるのか、そしてそこから脱出する道はどこにあるのか?

「ターリバーンとアシュラフ・ガニ政権は同じコインの裏表」(ファテー・サミ)
アフガン気鋭のジャーナリスト・ファテー・サミ氏の第2弾。なぜ武力をもって対立するガニ大統領とターリバーンがコインの裏表なのか。そしてなぜ、誰が、どんな目的でターリバーンを背後で操っているのか。アフガニスタン人にとってどちらを選ぶかではなく、連邦制による自治こそがアフガニスタンが統一をとりもどし、平和を実現する道であると説く。

「米軍は去る。ガニ、援助を求めバイデン訪問も、暗雲ただよう終盤戦」(ファテー・サミ)
アフガニスタンの気鋭のジャーナリスト・ファテー・サミ氏が、ガニ大統領の最後のあがきを完膚なきまでに暴き出す。なぜガニ大統領はコロナ禍のなか60人もの大部隊を引き連れてワシントンに向かったのか。ターリバーンの影響拡大が続く緊迫したアフガニスタン現地での劣勢で尻に火が着いたガニ政権の土壇場でのあがきを鋭く分析している。

メニュー<ユーラシア>

写真家・長倉洋海さん、アフガン訪問直近報告
マスード暗殺から20年の今年、マスードの闘いと人となりを写し続けてきた長倉さん、主宰する山の学校を、コロナ禍のなか2年ぶりに訪問しました。その直近のレポート!

メニュー<中村医師追悼>

中村哲医師追悼の会--中村先生と共に歩む--
凶弾に倒れた中村先生および護衛につき責務を果たしていたアフガン人5名の尊い命に敬意をはらい、一周忌の機会に、先生らの業績を振り返る追悼会の全記録。本サイトでは、この記録を永遠にとどめておくために、転載させていただいた。黙祷。

中村哲医師の業績「アフガニスタンにおける大いなる実験」(高橋博史・元駐アフガニスタン大使
アフガン人より現地語が堪能といわれる高橋さんは、参事官時代の1999年、キルギスで発生した国際協力事業団の日本人技師らが反政府組織に誘拐された事件で、現地の武装勢力とじかに会い、事件を解決したことで知られている。その高橋さんは今度は、駐アフガニスタン全権大使としてカーブルに赴任時代、中村哲医師と再会し、中村さんの偉業を世に知らしめる活動を始める、そのいきさつが、いま語られる。貴重な一文。中村医師らの偉業を後代に伝えるために、転載させていただいた。

メニュー<YouTube>

● タリバンとの平和的共生をめざして
タリバンから命を狙われてもひるまず、アフガニスタンの平和と民主化のためにたたかう女性活動家。現在はターリバーンとの和平交渉団の一員としてドーハ会議などに出席している。この映像はドーハ会議の模様をトルコ公共放送のインタビューに答えたもの。

● アフガン ダンス
YouTubeのだいご味はとにかく楽しめること。たっぷりアフガン情緒に浸ってください。今回はアフガニスタン外の映像がおおいですが、少しずつ現地各地の各民族の伝統舞踊なども集め、解説できるようにしていきます。